5〜10kgのダイエットを目指す具体的なステップと計画

ボディメイク

気づけば腹囲と体重が少しずつ増え、忙しい週は運動が飛び、飲み会が続けば翌朝はむくみと罪悪感を抱くと感じませんか。いざ減らそうと頑張っても2〜3週で止まり、焦って食事を削っては反動する——そんな経験があるなら、ここからが出番です。

この記事では、仕事や会食がある前提で、週3×30分と外食でも回る食事に落とし込んだ“半年で−5〜10kg”のロードマップと、停滞期を抜ける優先順位を具体的に示します。今日から小さく始めましょう。

5〜10kgのダイエットを目指す半年ロードマップ:停滞期の突破法まで

半年で 5〜10kg を狙う現実的な設計を、週3×30分の運動外食でも回る食事ルールに落とし込みました。停滞期(プラトー)で焦らず進めるための優先順位チェックリストリフィード/ダイエットブレイクの使い方まで収録。※一般的な健康情報であり、医療行為ではありません。持病のある方は医師にご相談ください。

更新日:カテゴリ:減量計画

目標設定と全体ロードマップ

ざっくり目安

  • ペース:月に1〜2kg(週0.25〜0.5kg)
  • 期間:24週間(6か月)で −5〜10kg を狙う
  • 原則:頻度は死守(運動/歩数/睡眠/食事の順で整える)

6か月の流れ

  • Month 1–2:フォーム習得・食事テンプレ化・歩数の下限設定
  • Month 3–4:負荷の漸進・甘い飲料の頻度管理・会食テンプレ本格運用
  • Month 5–6:微調整期(リフィード/ダイエットブレイク活用)・仕上げ
覚えておくこと: 体重は水分で日々上下します。3日平均腹囲で判断しましょう。

週3×30分の運動テンプレ(自宅OK)

各回:3分ウォームアップ → 22分メイン → 5分クールダウン。主観強度は RIR=2(あと2回できる)。

Day A(全身サーキット)

  • 40秒動く/20秒休む ×3周
  • スクワット/プッシュアップ/ヒップヒンジ(RDL/ヒップリフト)/ワンハンドロウ/プランク

Day B(有酸素インターバル)

  • バイク・縄跳び・階段など
  • 30秒きつめ/60秒ゆるめ ×10本+クールダウン

Day C(EMOM 20分)

  • 奇数分:スクワット15回
  • 偶数分:プッシュアップ10回+ロウ10回
  • NEAT:毎時2–3分の立ち歩き+1日7,000–9,000歩を下限に。
  • ジムが使える人:週1回は高重量マシンでフォーム確認(レッグプレス/ラットプル/チェストプレス)。

食事戦略:量×質×タイミング

内容実践のコツ
まずは“主食の量”から調整。夜は半量、昼・トレ日は通常量 麺は具増し替え玉なし/丼は小盛+サラダ/甘い飲料は週2回まで
精製→全粒へ置換。揚げ物の頻度を下げる 玄米・全粒パン・オートミール、魚・オリーブ油・ナッツをローテ
たんぱく質 1.2–1.6 g/kg/日各食20–40gで均等分配 定食で魚/鶏を選ぶ、在宅は鯖缶+全粒パン、間食にヨーグルト
食物繊維 食事の最初にサラダ or 具だくさん味噌汁 海藻・豆・きのこを“最初の一皿”に固定
アルコール 休肝日を週1–2、まとめ飲みは回避 蒸留酒+無糖割り、就寝2–3時間前は食べない

コンビニ&外食テンプレ

コンビニ
  • サラダ+サラダチキン/豆腐+サバ缶
  • おにぎり1(鮭・昆布・梅) or 全粒粉サンド
  • 無糖飲料(お茶・ブラックコーヒー・炭酸水)
外食
  • 定食:魚 or 鶏+ご飯小盛+サラダ+味噌汁
  • 居酒屋:刺身・焼き鳥(塩)・枝豆・冷奴・海藻サラダ → 〆は無し or 少量
  • 丼・麺:具を増やす/替え玉なし/ご飯少なめ

測定と振り返り(毎週/毎月)

  • 毎週:体重の3日平均(朝・水・土)、腹囲、主観活力(1–5)
  • 毎月:正面/側面の写真、衣類のフィット感、スクワット/プッシュアップ回数
  • 判断:2〜3週で平均が動けばOK。日々の上下は気にしすぎない

停滞期の突破法(優先順位)

  1. 睡眠:平均7時間確保できているか(できていなければ最優先で整える)
  2. 歩数7,000→8,500→10,000歩へ段階アップ(まずは+1,500歩)
  3. たんぱく質:各食20–40gを満たしているか(満たせば満腹感↑)
  4. 夜の主食半量固定できているか(1〜2週間だけ厳守して変化を見る)
  5. 飲酒・甘い飲料週の総量/頻度を見直す(各−20%)
  6. 小さなカロリー調整:基準が整っても動かないなら−150〜200kcal/日 or 歩数+2,000
  7. トレーニング:DayBの本数+2 or DayAの回数+2、週1は高重量マシンで刺激を変える
  8. リフィード(高炭水化物日):2〜3週良い行動を継続できたら、昼中心に主食を増やす1日を入れて回復
  9. ダイエットブレイク3〜4週動かず疲労が強い時は、1週間だけ維持カロリーで休み、筋トレの質を戻す
  10. デロード:関節の違和感や睡眠の質低下があれば、重さ−20%/回数−20%の軽め週を入れてリセット
やりがちNG: 断食で一気に削る/毎日HIITで消耗/カフェインで睡眠を削る。

繁忙・出張・連休の運用

  • 繁忙週:頻度を死守(各10〜15分に短縮)。NEATで稼ぐ
  • 出張:ホテル客室で自重サーキット/外食は定食+小盛
  • 連休:飲酒の総量を先に決め、翌日は水+電解質→散歩15–30分→たんぱく質朝食

よくある質問

どのくらいの食事量にすればいい?

細かなカロリー計算が苦手でも、主食の量(夜は半量)各食のたんぱく質20–40g最初の一皿はサラダ/汁物を固定すると十分成果が出ます。

週3×30分で足りる?

「質×継続」で十分です。余裕があれば歩数を増やし、週1回の高重量日で刺激を変えましょう。

体重が増減して不安です

水分と塩分で±1kgは普通。3日平均と腹囲で評価し、2〜3週のトレンドを見てください。

半年で“確実に進む”設計を一緒に

勤務・会食・家庭事情に合わせて、あなた専用のロードマップを45分で作成します(オンライン:Zoom)。停滞期の突破も伴走します。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療行為ではありません。体調に不安がある場合は医療機関にご相談ください。結果には個人差があります。

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